幼稚園生活のことをほとんど覚えていない長男(16)が、唯一今でもしっかりと覚えていることがある。
それは、幼稚園の行事である「親子観劇会」で見て、あまりの怖さに泣いた「三枚のおふだ」。
「怖い記憶」「嫌な記憶」って、いつまでも残るんだよね。
私も、失敗したこととか、恥ずかしかったこととか、忘れたいことに限って忘れられない。
ふとした時に、思い出しては落ち込んだり、気分が滅入ったりする。
これって、脳科学や心理学的には理由があるんだって。
怖い記憶が消えない理由
- 恐怖
- 失敗
- 怒り
- 悲しみ
といった負の感情の記憶は、脳がしっかりと記憶するらしい。
なぜなら、負の感情の記憶は、命や自己保全に関わることが多く重要だからなんだって。
そして、これはいつ誰に聞いたかも忘れてしまったんだけど。
老いると、嫌なことは忘れ、楽しいこと嬉しいことをより強く記憶する脳になるんだって。
これは、幸せな状態で死を迎えられるようになんだと聞いた。本当かわからないけど。
いつか、心理学関係の本も読んでみたいななんて思ってる。
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恐怖の観劇会
ちなみに、幼稚園の行事である「親子観劇会」を、私は「恐怖の観劇会」と呼んでいる。
人形ミュージカルなんだけど、何気に人形や雰囲気が怖いんだよね。
真っ暗闇に、大音響も、幼稚園児には怖いかもしれない。
二男の時は、当たり年だったのか楽しい感じの劇が多かった。
「みにくいアヒルの子」とか「長靴をはいた猫」とか「金のがちょう」とか。
ちなみに、「親子観劇会」のことを二男は全く覚えていない。
娘は「ヘンゼルとグレーテル」の人食い魔女で泣いた。
もしかしたら、大きくなっても、長男のように忘れられず、しっかり覚えてるのかもしれないな。
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