3回の妊娠中3回とも、氷をガリガリ食べまくっていた私。
妊娠中に同じ食品ばかり食べ続けるということはよくあるし、ただの嗜好の変化かなとのんきに考えていたのですが、違ったんです。
それを知ったのは、上の子2人が既に小学生で余裕があった3人目の妊娠中。
ネットの記事で知りました。
なんでも「氷食症」という状態なのだそうです。
普段から、氷や、かき氷を食べるのが好きな人が「氷食症」なのではなく
- 無性に氷が食べたくてしょうがない衝動にかられる
- 製氷皿を抱えて食べてしまう
- 1日に製氷皿で1皿以上を食べてしまう
ような状態のときが、「氷食症」です。
氷食症の原因は?
鉄欠乏性貧血や、ストレスなどによる精神疾患です。
妊娠中に氷食症を発症したら、貧血と思って間違いないそうです。
妊娠中は、赤ちゃんに優先的に栄養が送られるので鉄分不足になりやすいんですよね。
私も健診では「鉄剤」が処方されていました。
しかも、氷食症は授乳中にも発症することがあるらしいです。
たしかに赤ちゃんの世話に追われ・・・
- 自分の食事は立ったまま
- 今日も納豆ご飯でいいや
- 栄養なんて考えている暇はない
- 空腹さえしのげればよし
- レトルトや残り物で済ませてしまおう
なんて人もいると思う。 私のことだけど・・・
それにプラス、寝不足だしストレスも多いしね。
氷食症でどうして氷を食べたくなるの?
諸説あるようですが
自律神経が乱れる ⇒体温調節がうまくいかなくなる ⇒口内の温度が上がる ⇒冷やしたい ⇒氷を食べたい
という説が有力。
氷食症を放置しておくとどうなる?
- 体が冷えお腹が張りやすくなる
- 貧血を放置しておくと 赤ちゃんの発育が悪くなる
- 出産時に血圧が下がりやすくなり、出血量が増えてしまう可能性がある
- 授乳中の貧血は、母乳の出が悪くなってしまう
氷食症を治すには?
貧血を改善すれば、症状は自然に治まります。
鉄分の多い食品って
レバー
干しぶどう
プルーン
納豆
などなど、苦手な人も多い食品ばかりですよね。
そういう人には
青のり
ひじき
あさり
しじみ
アボカド
もオススメ。
授乳中の貧血には、ひじきの炊き込みご飯をおにぎりにしておくと、さっと食べられて便利ですよ。
効率的に鉄分を摂取するには?
ただ、鉄分の多い食品を摂るだけではだめで、効率的に鉄分を摂取するポイントが2つ。
1:鉄分の吸収を妨げる飲み物は控える。
緑茶
紅茶
コーヒー
赤ワイン
2:鉄分の吸収を助けるビタミンCと一緒に摂る
パプリカ
パセリ
ブロッコリー
レモン
柿
いちご
キウイ
じゃがいも
アセロラジュース など
私みたいに
「鉄分とかビタミンCとか、考えるのも面倒くさい~」
という人もいますよね。
実は、鉄分もビタミンCも両方含まれている食材があるのです。
パセリ
ほうれんそう
小松菜
菜の花
ブロッコリー
がオススメですよ~♪